小学校の壁を越える!リトミックに「フォニックス」を取り入れた理由

こんにちは、さやか先生です!
最近、空も高くなって秋の気配を感じるようになりましたね。私は祝日などが続くと生活リズムが崩れて、ちょっと疲れが出やすいな〜なんて感じていました。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
さて、今週も保育園へのリトミック訪問レッスンに行ってきました!今回はちょっとした**「初チャレンジ」**もあったので、そのお話をメインに、小学校入学の壁について感じていることをお話しさせてください。
保育園と小学校の「大きなギャップ」を埋めたい
保育園での子どもたちの様子を見ていて、そして卒園後に小学校へ進む子たちの姿を見ていて、いつも感じるのは「環境の激変」です。
1. 授業スタイルの変化
保育園では、子どもたちの**心と体の健全な成長(保育)**が目的の中心。遊びを通して自由に関係性を育みます。
ところが小学校に入ると、突然45分間、机に座って授業を受けるというスタイルに変わります。先生が前に立ち、集団で学習するスタイルへの変化は、子どもたちにとって大きな戸惑いとなります。
2. 学習面での配慮の難しさ
保育園は「保育」がメインなので、教育分野に特化しにくい性質があります。(もちろん、ひらがなの練習などを取り入れている園もありますが!)
特に、幼稚園に比べると、小学校入学時の学習面でのギャップが大きくなりがちだと、私自身の経験や、レッスンに来る子たちを見ていて感じています。
3. 低学年からの「外国語活動」のスタート
さらに今、私たち親世代と大きく違うのが、小学校低学年からの**「英語(外国語活動)」**です。
親には授業の内容が詳しく見えにくく、「家で何をすればいいんだろう?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
授業のスタイルに戸惑う上、いきなり「英語」が入ってくると、子どもたちの戸惑いはさらに大きくなってしまいます。このギャップを少しでも埋めたい!と思ったのが、今回の挑戦のきっかけです。
リトミックに「フォニックス」を取り入れてみた!
この大きなギャップの一つである**「英語」**。幼児教育や早期教育で英語に取り組んでいるご家庭もあれば、「まずは日本語をしっかり」という方針のご家庭もあるでしょう。
どんな方針であれ、学校の授業が始まったときに「知っていること」があると、子どもの自信につながります。
そこで今回、保育園のリトミックに**「フォニックス(Phonics)」**を取り入れてみました!
フォニックスとは?
フォニックスとは、**「英語の音と文字を結びつけるルール」**のことです。
例えば、日本語は「あ・い・う」と文字がそのまま「あ・い・う」と発音されますが、英語は違いますよね。
R・E・Dと書いて「レッド」と読むように、アルファベットには**「文字の名前(A, B, C)」のほかに「音(ア、ブ、ク)」**があるんです。この「音」を知らないと、英語は読めません。
楽しいリトミックと学習の種まき
私が提供している「英語リトミック」の要素も絡めて、このフォニックスを**「遊び」**として導入しました。
今回は、**「S」**の音にチャレンジ!
- Sは「/s/」(スッ、と歯の間から息を出す音)
- 「ヘビさんの鳴き声だよ!」と伝えて、みんなでヘビの真似をしながら**「/s/、/s/、/s/」**と発音する遊びをしました。
子どもたちはヘビの鳴き声だと面白がって、一生懸命練習してくれました!
実はこの/s/の音は、発音練習やボイストレーニングでも使われる、腹筋などを使って息を少なく・長く出すための練習にもなるんです。
リトミックでは、音符に合わせて息の流れを上にしたり下げたりといった動きも加えることで、遊びの中で自然と**「発音の土台作り」**を体験してもらいました。
なぜ「種まき」が必要なの?
今回の目的は「覚えさせる」「できるようになる」ことではありません。
「こんな音があるんだよ」という種まきです。楽しかった記憶と一緒に、この**「/s/」の音の種**をまいておきます。
そうすれば、数年後、子どもたちが小学校で英語を習ったときに…
「あれ?これ、小さい時にヘビさんの鳴き声でやった気がするぞ!」
と、学習に対する苦手意識を減らし、興味を持って取り組めるようになるんじゃないかと考えています。
音楽教室の先生にもフォニックスはおすすめ!
今回、リトミックを通して「音」と「動き」を組み合わせることで、子どもたちが本当に楽しく、前のめりで参加してくれたことに、改めて相性の良さを感じました。
フォニックスは、特に日本語を母国語としない子どもたちに、最初に教えるべきだと言われるほど、世界中で重要視されています。
ピアノ教室や音楽教室でも、ぜひ積極的にフォニックスを取り入れてみてはいかがでしょうか?
- 文字が苦手な子
- 日本語の読み書きに苦手意識がある子
なども、新しい言語である英語を「面白いな!」と感じるきっかけになるかもしれません。
音楽と動きの楽しさに、少しだけ**「学ぶ喜びの種」**を添えて。これからも子どもたちの成長に寄り添えるようなレッスンを続けていきたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
【今日のまとめ】
- 保育園と小学校の間には、授業スタイルや学習面で大きなギャップがある。
- 小学校での「外国語活動」への戸惑いを減らしたい!
- リトミックの動きや楽しさに**「フォニックス」の要素を組み合わせて「学習の種まき」**にチャレンジした。
- 音と動きを結びつけるリトミックは、フォニックスとの相性が抜群!
次回のレッスンでも、フォニックス以外の取り組みや、おと遊びの様子など、またちょこちょこレポートしていきますね!
皆さんの周りの小学校では、英語教育についてどんな取り組みをされていますか?もし何かご存知のことがあれば、ぜひコメントで教えてください!
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